【中村小太郎・駆け出し百姓の自然農奮闘記】#58 塩尻市ふるさと納税の返礼品に

やったー!自然栽培コシヒカリ小太郎米が、塩尻市ふるさと納税の返礼品に内定しました。
返礼品は、市から委嘱された団体がその年のコンセプトに従ってリストアップ、面談を経て決まるようです。私の場合は、2019年に県農政部の依頼で有機農業推進の講師をしたのもプラスに働いたかもしれません。手続きを進めるのにあたって、1000字(この原稿より多い)のPR文と4枚の写真を求められました。手続きが無事済んだら正式採用となります。
ふるさと納税にご批判のあるのは承知しています。実際の「ふるさと」でなくても寄付できたり、その自治体に直接関係ない高額商品が返礼品になっていたり。
でもですね、単純にうれしいんです。ちょうど今は、暑い中の草取りで苦労しているというのもあります。収穫も、近隣がコンバインで一瞬で刈り取りと脱穀が終了するところ、私は小型のバインダーで刈り取り、はぜ掛けにします。太陽の恵みでよりおいしくなると信じて汗をかきます。そんな、勝手にしている苦労も少し報われます。
SEIKOの高級腕時計やEPSONのプリンターなど地域の一員である企業さんの工業製品、リンゴやシャインマスカットといった特産品と並ぶんです。
折からのオーガニックブームに乗り、自然栽培のお米のある地域として塩尻市の関係人口づくりのお役に立てたら幸いです。