ユーモラスな人形ずらり 塩尻の高田治彦さん安曇野で木彫り展4月14日まで

安曇野市穂高牧のカフェ凡凡舎は4月14日まで、「高田治彦木彫り作品展」を開いている。塩尻市の高田さん(63、広丘原新田)が、自身の子ども時代を念頭に作った、やんちゃな男の子の人形を主に、「屋台獅子」やロボット、忍者、端材で作った小さな家などが並ぶ。
高田さんの人形はどれもユーモラス。「これをテーマに」とアイデアが浮かぶと、小説の中の一シーンのように動作が浮かんでくるという。「見た人がストーリーを感じて笑ってくれればうれしい」と言う。
一昨年の公募展「木彫フォークアートおおや」(兵庫県)で入賞した作品の題名は「うちのカミさんがね」。米国のテレビドラマ「刑事コロンボ」の主人公よろしく、父親のトレンチコートを着て、油性ペンを持った手で頭をかく男の子の姿を彫った。「この子は、油性ペンを葉巻のつもりで持っている」と笑う。
「かたちゅむり」は、バスタオルを丸めて殻のように背負い、触覚に似せたものを頭に付けて、鏡を見る幼児。「電車まだ?」は、勇気を出してホームの白線を踏み越え線路の先を見る男の子を彫った。 会社員時代の30代、赴任地の米国でかわいい表情の木彫りの熊を見て、独学で動物を彫り出した。10年ほどたったころから人間が対象に。2021年に会社を早期退職し、木彫りに専念している。
午前10時~午後5時。水・木曜休み。同店TEL0263・87・0654